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埋め込みモデル(Embedding)とは?仕組み・種類・選定ポイントをわかりやすく解説

RAG(検索拡張生成)を導入したが、期待していたほど検索精度が出ない」「日本語の文書検索がうまく機能しない」こうした課題の原因として見落とされがちなのが、埋め込みモデルの選定ミスです。

埋め込みモデルとは、文書や質問をベクトル(数値の配列)に変換する技術です。RAGの検索精度は、このモデルの精度によって根本から左右されます。どれだけ優れたLLMやベクトルデータベースを使っても、埋め込みモデルが適切でなければ正しい文書を見つけ出すことができません。

この記事では、埋め込みモデルの基本概念から仕組み・種類・選定ポイントまで、導入担当者がモデル選定で迷わないレベルで解説します。

この記事をおすすめする人
  • RAG導入を検討しているIT担当者・情報システム部門の方
  • 埋め込みモデルの選定基準がわからず困っているエンジニアの方
  • 社内文書検索の精度改善を目指すDX推進担当者の方

埋め込みモデルとは何か|テキストを数値に変換する技術

埋め込みモデルの定義

埋め込みモデルとは、テキスト・画像・音声といった非構造化データを「ベクトル」と呼ばれる数値の配列に変換するAI技術です。コンピューターは人間の言葉をそのままでは処理できないため、AIが意味を計算・比較できる形に変換する工程が必要になります。埋め込みモデルは、人間の言語とコンピューターの計算をつなぐ翻訳機のような役割を担っています。

項目

概要

対象データ

テキスト・画像・音声・動画などの非構造化データ

変換処理

人間の言葉や情報をコンピューターが計算できる形式に変換

変換後の姿

多次元空間上の座標を示す数値の配列(ベクトル)

主な役割

データ間の意味的な類似性や関係性を数学的に計算可能にする

ベクトルとは何か(数値化のイメージ)

ベクトルとは、複数の数値が規則的に並んだデータ形式のことです。埋め込みモデルを使うと、1つの単語や文章が多次元空間内の1点として配置されます。そして意味が似ている言葉ほど、この空間内で近い位置に集まるという性質があります。

言葉の例

ベクトル化のイメージ(簡略化)

空間での関係性

王様

[0.9, 0.1, 0.8, ...]

男性・権力者の要素が強い位置

女王

[0.1, 0.9, 0.8, ...]

女性・権力者の要素が強い位置

リンゴ

[0.2, 0.2, 0.1, ...]

果物・食べ物の要素が強い位置

この仕組みにより、AIは言葉のニュアンスを空間的な距離として捉えることができます。「王様」と「女王」は近い位置にありますが、「リンゴ」とは遠い位置にある、というイメージです。

なぜ埋め込みモデルが必要なのか

従来のキーワード検索では、完全に一致する表現しか検索できませんでした。「有給申請の方法」と検索しても「休暇取得手続き」という文書はヒットしない、というのがその典型例です。表記ゆれや同義語が含まれると、目的の情報を見つけ出すことが困難になります。

埋め込みモデルを導入することで、言葉の「意味」に基づいた柔軟な検索が実現します。メリットは以下のとおりです。
  • 表記ゆれ(例:スマホ・スマートフォン)を同一の意味として吸収できる
  • 同義語や関連語彙を用いたセマンティック検索が可能になる
  • 膨大な社内文書から質問の意図に最も近い回答候補を瞬時に抽出できる
  • テキストと画像を同じ空間で比較するマルチモーダルな検索システムも構築できる

埋め込みモデルの仕組み|テキストがベクトルに変わるまで

トークン化から数値変換までの流れ

埋め込みモデルがテキストをベクトルに変換するまでには、以下の4つのステップを経ます。

処理ステップ

処理の内容

具体例(「AIを学ぶ」の場合)

1. 入力

対象となるテキストデータを受け取る

「AIを学ぶ」

2. トークン化

テキストを単語やサブワードの単位に分割する

「AI」「を」「学ぶ」

3. 計算処理

Transformerなどの構造を用い、文脈を考慮して計算する

内部の複雑な行列演算

4. 出力

固定長の数値配列(ベクトル)を生成する

[0.12, -0.45, 0.88, ...]

入力されたテキストはまず「トークン」と呼ばれる最小単位に分割されます。この分割方法は言語やモデルの仕様によって異なります。分割されたトークンはニューラルネットワーク内部を通過し、最終的に数百〜数千次元の数値配列として出力されます。

意味の近さをベクトルで表現する仕組み

埋め込みモデルは事前に膨大なテキストデータを学習しており、一緒に登場しやすい単語は文脈が似ていると判断します。生成されたベクトル同士を比較する際は、主に以下の指標が使われます。

類似度の計算方法

特徴と用途

コサイン類似度

ベクトルの方向(角度)を比較し、文章の長さに関わらず意味の近さを測る

ユークリッド距離

空間上の直線距離を測り、画像検索などで用いられることが多い

内積(ドット積)

ベクトルの方向と大きさの両方を考慮し、高速な検索システムで活用される

RAGでは主にコサイン類似度が使われます。類似度が高いほど2つのテキストは意味的に近いと判定され、ユーザーの質問に関連性の高い文書が優先的に返されます。

埋め込みモデルと検索精度の関係

埋め込みモデルの表現力が高いほど、微妙なニュアンスの違いを正確に捉えられます。RAGシステムでは、この検索精度がLLMの最終的な回答品質に直結します。適切な文書を見つけられなければ、AIはハルシネーション(事実に基づかない回答)を生成するリスクが高まります。

検索精度を左右する主な要因は以下のとおりです。
  • 学習データの質と量:日本語のコーパスを十分に学習しているか
  • モデルの次元数:次元数が大きいほど情報量は増えるが、計算負荷も高まる
  • 文脈の理解力:単語単体ではなく、文章全体の文脈をどれだけ考慮できるか
  • ドメイン適合性:専門用語や業界特有の表現を正しく認識できるか

埋め込みモデルの種類|用途別に主要モデルを整理

汎用モデルと特化型モデルの違い

埋め込みモデルは大きく「汎用モデル」と「特化型モデル」に分けられます。自社のデータ特性や用途に合わせて適切なタイプを選ぶことが、RAG精度を高める第一歩です。

モデルのタイプ

特徴

適したユースケース

汎用モデル

多様な分野のデータを学習しており、汎用性が高い

一般的な社内FAQ・Webサイト内検索

領域特化型モデル

特定ドメインの専門用語や独特の表現に強い

医療論文の検索・法律相談記録の分類

マルチモーダル

テキストや画像など異なる形式のデータを統合して扱える

商品画像と説明文を用いた類似商品推薦

まず汎用モデルで検証し、精度が不十分であれば領域特化型への切り替えを検討するというスモールスタートの進め方が現実的です。

日本語対応モデルの特徴と選択肢

英語中心に学習したモデルでは、日本語特有の表現を正確に捉えられない場合があります。社内文書の多くが日本語である企業では、日本語対応の学習データを持つモデルの選定が精度を大きく左右します。

モデル名(提供元)

主な特徴と日本語対応レベル

利用形態

text-embedding-3(OpenAI)

高い汎用性とコストパフォーマンスを誇り、日本語精度も良好

商用API

embed-multilingual(Cohere)

多言語対応に優れ、日本語を含む多様な言語の検索に強い

商用API

BGE-M3(BAAI)

100以上の言語に対応し、オープンソースの中で最高峰の性能

ローカル/API

E5-mistral(Microsoft)

大規模言語モデルをベースとし、指示に基づく高度なベクトル化が可能

ローカル/API

最新のベンチマーク結果は定期的に更新されるため、選定時には公開されている評価データを必ず確認するようにしましょう。

オープンソースと商用APIの比較

商用APIはサーバー構築が不要で即座に利用を開始できる反面、データを外部サーバーに送信するためセキュリティ要件の高い企業では慎重な検討が必要です。オープンソースモデルは自社環境で完結できる安全性が強みですが、環境構築や運用に一定の技術力が求められます。

比較項目

商用API(OpenAIなど)

オープンソース(BGEなど)

セキュリティ

データが外部へ送信されるリスクがある

完全なローカル環境で実行可能(高セキュア)

導入スピード

APIキーを取得すれば即座に利用可能

サーバー構築や環境設定の手間がかかる

運用コスト

リクエスト量に応じた従量課金が発生する

利用料は無料だが自社サーバーの維持費が必要

カスタマイズ性

モデル自体の微調整(学習)は制限される

自社データを用いたファインチューニングが可能

機密情報を含む社内文書をRAGで扱う場合は、オープンソースモデルによるオンプレミス構築が安全です。一方、まずPoC(概念実証)として素早く試したい場合は商用APIから始め、本番移行時に切り替えを検討するという進め方も有効です。

埋め込みモデルの選定ポイント|失敗しない4つの基準

日本語対応精度を確認する

モデル選定の第一歩は、「JMTEB」などの日本語ベンチマークスコアの確認です。スコアが高いモデルは日本語の基礎的な理解力に優れていると判断できます。ただし、公開スコアが自社データでも再現されるとは限りません。必ず実際のプロジェクトで使用するサンプルデータで検索テストを実施してください。

精度の検証ステップは以下のとおりです。
  1. 公開ベンチマーク(JMTEBなど)で上位のモデルを3〜5つリストアップする
  2. 自社のマニュアルや問い合わせ履歴から、テスト用のデータセットを作成する
  3. 各モデルでベクトル化し、代表的な質問に対する検索結果の妥当性を比較する

扱うデータの種類・ドメインに合っているか

対象データが短いチャットなのか、長文のマニュアルなのかによって適切なモデルは異なります。モデルには「最大入力トークン数」があり、これを超えた長文は切り捨てられるため注意が必要です。また、自社特有の専門用語や製品名が頻出する場合、汎用モデルでは対応しきれないことがあります。

データ要件の確認事項

チェックのポイント

入力テキストの長さ

モデルの最大トークン数(例:512・8192トークン)に収まるか

専門用語の有無

汎用モデルで正しく意味を捉えられるか、特化型が必要か

多言語の混在

日本語だけでなく英語のマニュアルなども同時に検索するか

マルチメディア

将来的に画像や動画も検索対象に含める計画があるか

処理速度とコストのバランス

ベクトルの次元数が大きいほど情報量が増え精度が上がる傾向にありますが、類似度計算に時間がかかり処理速度が低下します。リアルタイム性が求められるチャットボットでは、この遅延が致命的になるケースもあります。

コストと速度の検討項目

影響する要素

ベクトルの次元数

次元数が多いほどデータベースのストレージ容量を消費する

推論レイテンシー

ローカル実行の場合、GPUの性能によって処理速度が大きく変わる

API利用料

リクエスト回数とトークン数に応じて毎月のランニングコストが変動する

次元削減機能

OpenAIの最新モデルなど、精度を落とさず次元数を減らせる機能の有無

精度・速度・コストの3つを同時に最大化することはできません。自社のユースケースで何を最優先にするかを明確にした上でモデルを選定することが重要です。

利用するベクトルDBとの互換性

生成したベクトルを保存・高速検索するためには「ベクトルデータベース」が必要です。選択したモデルが出力する次元数にデータベース側が対応しているか、利用するプログラミング言語との相性、ライブラリの充実度も含めてエコシステム全体を見渡して選定してください。

代表的なベクトルデータベースの選択肢は以下のとおりです。
  • Pinecone:フルマネージドで構築が容易。大規模データにも対応
  • Chroma:ローカル環境で手軽に動かせるオープンソース。開発初期のPoCに最適
  • FAISS:Metaが開発した高速検索ライブラリ。高度なカスタマイズが可能
  • pgvector:PostgreSQLの拡張機能。既存のリレーショナルDBと統合しやすい

埋め込みモデルの性能を引き出す使い方

チャンクサイズと埋め込み精度の関係

長い文書をそのままベクトル化すると、情報が圧縮されすぎて意味がぼやけてしまいます。そのため、適切な長さのブロック(チャンク)に分割する処理が不可欠です。チャンクが大きすぎると検索ノイズが増え、小さすぎると文脈が失われます。扱うデータの特性に合わせて、最適な分割手法とサイズを見極めることが精度向上の鍵です。

チャンク分割のアプローチ

メリット

デメリット

文字数ベース(固定長)

実装が簡単で処理速度が速い

文の途中で切れると文脈が損なわれる

段落・見出しベース

意味のまとまりを維持しやすい

ドキュメントの構造に依存するため前処理が複雑

意味的チャンキング

AIが意味の切れ目を判断して分割する

処理コストが高く実装の難易度が上がる

まずは段落・見出しベースで始め、精度が不十分であれば意味的チャンキングに移行するという段階的なアプローチが現実的です。

クエリと文書の埋め込みを揃える重要性

検索クエリと対象文書は、必ず同じモデルでベクトル化する必要があります。異なるモデルで生成されたベクトル同士は空間の基準が異なるため、正確な類似度計算ができません。またモデルをバージョンアップする際は、過去に保存したベクトルデータもすべて再生成が必要になります。この移行コストを考慮した上で、初期のモデル選定は慎重に行うことが重要です。

運用時のベストプラクティスは以下のとおりです。
  • クエリ側とデータベース側でモデルのバージョンが完全に一致しているか確認する
  • テキストの前処理(正規化・不要文字の削除)も共通ルールを適用する
  • 定期的にテストクエリを実行し、検索精度が劣化していないか監視する

ファインチューニングで精度をさらに高める

オープンソースモデルを使用する場合、自社データで微調整(ファインチューニング)することで、社内特有の略語や専門的なニュアンスをモデルに学習させることができます。汎用モデルでは到達できない検索精度を実現できる一方、学習データの準備やGPUリソースの確保など一定の技術的ハードルが存在します。

チューニングの実施可否

期待できる効果

必要なリソース

実施しない(事前学習モデルのみ)

一般的な用語であれば十分な精度が出る

不要(そのまま利用可能)

ドメインデータでチューニングする

業界特有の専門用語に対する検索精度が劇的に向上する

高品質な学習データセット・計算用GPU環境

リランカーモデルとの組み合わせ

検索された候補を別モデルで並べ替え、最終精度を高める

追加の処理時間とサーバーリソース

よくある質問|埋め込みモデルの選定・活用について

Q. 埋め込みモデルとベクトル検索は何が違いますか?

A. 埋め込みモデルはテキストをベクトル(数値の配列)に変換する技術で、ベクトル検索はそのベクトルを使って類似度の高い文書を探す仕組みです。埋め込みモデルが「変換する役割」を担い、ベクトル検索が「探す役割」を担います。両者はセットで機能しており、埋め込みモデルの精度が低ければベクトル検索の結果も低下します。

Q. 日本語の社内文書検索には英語モデルでも対応できますか?

A. 英語中心に学習したモデルでも日本語をある程度処理できますが、日本語特有の表現や表記ゆれへの対応が不十分になるケースがあります。社内文書の多くが日本語である場合は、JMTEBなどの日本語ベンチマークで上位のモデルを選定し、実際のサンプルデータで検索精度を検証することをおすすめします。

Q. 埋め込みモデルを途中で変更することはできますか?

A. 技術的には可能ですが、モデルを変更する際は既存のベクトルデータをすべて再生成する必要があります。文書量が多い場合はこの移行コストが大きくなるため、初期選定の段階で複数モデルを比較検証した上で決定することが重要です。

Q. 商用APIとオープンソースモデルはどちらを選ぶべきですか?

A. まずPoC(概念実証)として素早く試したい場合は商用APIが適しています。一方、機密情報を含む社内文書を扱う場合や、長期的なコスト最適化を重視する場合はオープンソースモデルによるオンプレミス構築が向いています。セキュリティ要件・予算・技術リソースの3点を整理した上で判断してください。

Q. チャンクサイズはどのくらいが適切ですか?

A. 文書の種類によって異なりますが、一般的には200〜500トークン程度が出発点として現実的です。チャンクが大きすぎると検索ノイズが増え、小さすぎると文脈が失われます。まず段落・見出しベースで分割を始め、検索精度を検証しながら最適なサイズに調整していく段階的なアプローチをおすすめします。

まとめ|埋め込みモデル選定のチェックリスト

ここまで、埋め込みモデルの基本概念から仕組み・種類・選定ポイント・運用方法までを解説しました。RAGプロジェクトを成功に導くためには、自社のデータ特性と要件に合ったモデルを慎重に選定することが不可欠です。

以下のチェックリストを、モデル選定時の判断基準としてご活用ください。

確認カテゴリ

チェック項目

セキュリティ

機密データを扱うため、ローカル環境(オンプレミス)での動作が必須か

言語対応

日本語特有の表現や表記ゆれに対して十分な検索精度を発揮できるか

データ特性

扱う文書の長さはモデルの最大トークン制限に収まっているか

コスト要件

APIの継続的な利用料や自社サーバーの維持費は予算内に収まるか

システム連携

選定したベクトルDBや開発言語とスムーズに統合できるか

埋め込みモデルは一度選定すると、後から変更する際に既存のベクトルデータをすべて再生成する必要があります。初期選定の精度がプロジェクト全体のコストと品質を左右するため、PoC段階から複数モデルを比較検証する進め方をおすすめします。

埋め込みモデルの選定・RAG導入支援なら株式会社glorious futureへ

株式会社glorious futureは、「だれにでもデータ活用ができる社会へ」をミッションに掲げ、企業のDX推進を支援するシステム開発会社です。RAG導入においては、埋め込みモデルの選定・ベクトルデータベースの構築から、システム開発・運用定着まで一貫してサポートします。

glorious futureが選ばれる理由

  • 企画・コンサルティングから開発・運用まで一貫して伴走
  • お客様のビジネスを深く理解した当事者意識のある支援
  • 埋め込みモデル選定・チャンク設計など技術的な課題にも対応
  • AWSなどのクラウドインフラ構築や高度なセキュリティ要件にも対応

埋め込みモデルの選定に迷っている、RAG構築をどこから始めればいいかわからない、という方はまずお気軽にご相談ください。現状の課題ヒアリングからご提案まで、無料で対応いたします。

記事の監修

代表取締役村越 聖人

代表取締役村越 聖人

2006年からエンジニアにてデジタル業界でのキャリアをスタート。
大小様々なWebシステム開発およびシステム運用保守を経験。

フルスタックエンジニアとして上流から下流工程まで一連の業務を担当するとともに、サーバー設計、構築、運用設計などのサーバー管理者業務も兼任。

近年は、顧客折衝を含む提案型営業からDMP絡みのデータ分析業務をはじめ、プロジェクトの全体統括・SEなど業務要件に合わせたポジショニングで顧客ニーズの最大化を図るサービス提案を実施。

新規事業で立ち上げた自社サービスにて、発明者として特許取得。

2019年5月 株式会社glorious future 設立。